今週のアイロベックス

人生がときめく片づけの魔法

先日、読んだ本についてご紹介します。

「人生がときめく片付けの魔法」という近藤麻理恵の本です。

電車の中などで、広告を見かけた方も居るのではないでしょうか?

要は断捨離と言っていることは同じなのですが、
ただなんでも捨てればいいということではなくて
一個一個のモノと向き合って、最終的に自分の好きなモノに囲まれている
暮らしを目指しましょうというものです。
捨てるという基準は、「ときめく」かどうか。
一見とてもアバウトな判断基準だとは思います。

例えば、本から引用すると
『買ったけど着ていない、使っていないもの対して「買うときめき」
「似合わない服を教えてくれた」という役割を果たしたので捨てていい。』
このように、モノの役割・意味を考えていきましょうという考え方でした。
ずっとしまったままの状態のモノは、いわば寝ている状態といえます。
たくさんモノを抱え込んで捨てずにいるからと言って、
モノを大事にしている訳ではないのです。
収納から出して空気に触れさせることでモノを起こしてあげて、
自分がちゃんと向き合える量にすることで、
自分とモノの関係がいきいきしてくるそうです。

捨てられない原因を突き詰めていくと、実は二つしかありません。
それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。
この2つは、モノの持ち方だけではなく、人との付き合いや仕事の選び方などの、
すべての選択基準に通じていることがわかりますでしょうか。

捨てるか捨てないか、一つ一つ選択していく事で、
判断やその責任を他人に委ねることなく、
自分で決める事ができるようになっていくと思います。

この本を読んだ後、早速収納から服を取り出して、片付けをしてみました。
「ときめく」かどうかという判断基準が抽象的なので、
最初はできるかわからなかったのですが
実践してみると、意外にサクサクできるものでした。
あっというまにゴミ袋2個。
まだまだ片付けなければならないところはたくさんあるので
今後も続けていきたいと思います。

読むと片付けがしたくなる本なので、
私のように片付けが苦手だという方は、ぜひ読んでみて下さい。


人生がときめく片づけの魔法
近藤 麻理恵
サンマーク出版
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