今週のアイロベックス

日本シリーズで見るチームの「一体感」

少し前の話になりますが、日本シリーズでソフトバンクが優勝しました!
ソフトバンクファンのみなさん、おめでとうございます!

今回の日本シリーズは野球が好きな人であれば、
本当に面白いシリーズだったのではないでしょうか?
私が中日ファンだということを抜かしたとしても、
ここ数年の内で最もすばらしいシリーズだったと思います。

特にお互いの投手起用、配球、ランナーとバッテリーの駆け引きなど、
攻撃よりも守りの場面が、みどころ満載でした。

シリーズについていろいろ語り出すと止まらないので、
優勝したシーンを見て、私が感じたことを書きます。

優勝が決定すると、秋山監督が涙を浮かべながら選手に胴上げされました。
これだけでも熱いシーンなのですが、
このあと、なんと球団オーナーの孫正義さんが胴上げされました。

これを見た瞬間、
「これじゃあ、中日は優勝できんわ」
と思いました。

ご存知の方もいるかと思いますが、
中日の球団社長は、自分のチームが負けたときにガッツポーズをしたのです。
落合監督を辞めさせるには成績不振になってほしいから、という理由で、
自分のチームが負けて喜んでいたのです。

こんなことがあって良いのでしょうか?
私には考えられません。

中日はこの時の反骨精神をもとに、日本シリーズまで勝ち上がりましたが、
最後の最後で「チームの一体感」というものが大きな差を生んだのだと思いました。


これは会社、チームでも同じことだと言えます。
私は「モチベーション」が仕事に置いて一番大切だと思っており、
「モチベーション」をコントロールするのが、リーダーであり、幹部の人の役割だと思います。

では、素晴らしいモチベーターがリーダーをやれば、
素晴らしいチームが出来るかというと、そうではないとも思います。
そこには、リーダーとメンバー間の「信頼関係」が何よりも不可欠だからです。

私は、社員同士はもちろん、お客様との信頼関係もしっかり築き、
目標を達成した時やシステムを稼働した時には、
お客様と社員みんなで喜びを分かち合い、
酒をどっぷり飲めるような関係を築きたいと思っています。

チームとしてお互いを信頼し、お客様とも信頼関係を築き、
お客様も含めて「チーム」としての一体感を築くことこそが、
素晴らしい成果を出すためのベストな方法だと思っています。


今年のプロ野球を振り返っても、
優勝チームあるいは上位に食い込んだチームには「チームの一体感」がありましたが、
逆に下位に沈んだチームは「チームの一体感」に欠けていました。
来年は体制が変わるチームがたくさんありますので、
チーム内だけでなく、フロントを含めてチームとして見ると、
違った視点でプロ野球を楽しむことが出来るのではないでしょうか?

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