今週のアイロベックス

初めて行った美容院で


先日、初めていった美容院の美容師さんと話をしていたら面白いことに気づきました。
初めてのお客さんに対して、どのように接するのかという話です。

美容師さんからすれば、よく来る馴染みのお客さんと比較して、
初めてくるお客さんの情報は、見た目以外は、ほとんどわかりません。
なので、その人の好みやライフスタイルなど、初めは色々お話(ヒアリング)
しながらイメージを膨らましていくそうです。

お客さんにも色んな性格の人がいて、自分の好みや気分などを、
どんどん話してくれる人もいれば、ただ「短く」とか「かわいくして」とだけ
言ってくる人もいるそうです。
男性客ならまだマシですが、女性客の場合、そうは言っても結果に対してはシビアです。
美容師さんからすれば、なるべく沢山の情報を話してくれた方が、
よりイメージが膨らみ、その人に合った的確な提案もできるので、有り難いそうです。

ここまでは、まぁそうだろうなって感じですが、その美容師さん曰く、
ポイントはそのお客さんの好みだけではなく、その人の周りにいる人達の好みが大事だと言ってました。
(特に彼氏彼女の...)

自分ではイケテルと思っていても、周りからの評判が悪ければ、
それだけで気分は落ち込み、結果、そのお店(その美容師)への印象も、
理屈抜きに悪くなってしまいます。

ここで感じたのは、最低でも以下の3つの観点が大事であり、
観点が多ければ多いほど、間違いが少なくなるということです。

1)お客さん本人の観点
2)お客さんの周りにいる人達の観点(彼氏彼女、友達、同僚など)
3)美容師さんの観点(他のお客さんとか社会的な流行なども含む)

自身の仕事でも同じだなと思いました。
もっというと、国対国、企業対企業、企業対個人、個人対個人 など、
あらゆるコミュニケーションでも同じだと思いました。

相手の立場(観点)になって考えなさいと子供のころから良く教わってきましたが、
実際には、相手の周り(もしくは育った背景)にいる人たちの立場(観点)をも考えなければ、
不充分なのかもしれません。

最新の記事

バックナンバー

株式会社アイロベックス
TEL : 03-6892-2526
システム開発や、その他アイロベックスへのお問い合わせこちらから
ページのトップ