今週のアイロベックス

読書の秋

こんにちは。

9月に入ってずっと雨が続いていましたが、
ようやく晴れて秋らしい天気が戻ってきましたね。

毎週図書館で本を借りているのですが、
先週末に借りた本が偶然2冊とも京都を舞台にした小説だったので
京都しばりで本を紹介したいと思います。


『異邦人』 原田 マハ

タイトルは「いりびと」と読みます。
京都を舞台に、絵画に関わる人々を巡るドラマが描かれている作品です。
京都の画家や歴史あるお祭りが多く登場するので、
京都ならではの文化も知ることができます。
ミステリー、絵画芸術、ちょっとどろどろした感じが好きな方におすすめです。


『鴨川食堂』 柏井 壽

親子で切り盛りしている食堂が舞台です。
もう一度食したい食べ物の味を
少ない手がかりから再現してくれるという、
食の探偵のようなことをしている店主の話です。
ほっこりしたい、懐かしい感じを求めている方におすすめです。
作者は他にも、京都についてのエッセイやミステリー小説も書かれています。


『夜は短し歩けよ乙女』 森見 登美彦

2007年本屋大賞2位の作品です。
主人公は京都の男子大学生で恋物語が話の中心なのですが、
切ない話ではなくギャグのような喜劇のような
単純に楽しい話になっています。
癖のある古風な文体と不思議な世界観に引き込まれます。
ポップ、不思議系、楽しい本が読みたい方におすすめです。


気になった方はぜひ手に取ってみてください。

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