今週のアイロベックス

本屋と父の思い出編

こんにちは。管理部の大川です。

読書週間も今日で最終日。
そこで本にまつわるお話を書きたいと思います。

終戦まもない1947年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなかで
「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、
出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、
11月17日から、第1回『読書週間』が開催されました。

読書週間も当初は上記のような理由から始まったそうです。

最近はなかなかまとまった時間を読書に当てることが少なくなりましたが、本が好きです。それもハードカバーが好きです。
装丁の意図するところが内容を喚起するものであった場合、
購買意欲+読書欲が増し、その役割をはたすものとして個人的に評価しています。

読書を趣味にされている方は多いと思いますが、自分の場合
読書そのものも好きですが本屋が好きなのかもしれません。

記憶とたどると小学生の頃、当時父にその町で一番大きな本屋さんに
よく連れて行ってもらったのを思い出します。

父の買いたい本が決まるまで、私は自由に店内を見ることができました。
そうしてその間にほしい本を見つけたら一冊買ってもらえるルールでした。

その頃はそれがとても嬉しくて真剣に探しました。
今ではメジャーなキャラクター商品になったスヌーピー、ムーミン、パディントンも
すべて本屋さんで出会いました。

自分だけのたった一冊を探す作業が大好きになったのは、父のおかげだと感謝しています。
懐かしく思い出すのは、その喜びと本を読む若かった父の後姿です。

今の私の枕元は二十冊ほどの雑多な本で埋まっています。
就寝真際の少しの時間を、その日の気分で選べるしあわせ。

そういえば父の枕もともこんなだったなあ、としみじみ思い出しています。

本.jpg

今読んでいる第二表紙、第三表紙も楽しめる本です。

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