システム開発のアイロベックスは、創業を迎えるプロフェッショナル集団です。
以前、こちらでハシビロコウという鳥を紹介させていただきました。 鳥が大好き!という訳ではありませんが今回も鳥のお話。
鳥の知能は一体どれくらいか? 種類や個体差があるとはいえ、特別に頭のいい動物のイメージは 余りないのではないでしょうか。
可愛らしい印象はあるものの、飛ぶためになんだか脳みそ小さそう...。 実際ダチョウに至っては脳が目玉よりも小さいそうです。飛ばないのに残念。
とはいえ脳が大きいから知能も高いとは言い切れません。 原則として自然界では、高等動物であるほど脳は大きくなっているらしいのですが、 大きさだけならマッコウクジラがMAX頭がいいことになってしまいます。 では比重なのでは?とも思いましたが比重で言うとネズミの方が、人間より割合が 多くなってしまいます。
動物の脳と体重の関係性を調べたアリゾナ大学のキャルダー博士は「脳の重量は体重の0.75乗に比例する」という規則性を発見しています。
しかし、この規則性に当てはまらない動物がいます。 それが「ヒト」です。 話が逸れてしまいましたが脳には解明できていない部分が多く、いまだに謎だらけなようです。
脳の比重とは関係なしに、驚くほど頭のいい鳥もいます。 不名誉なおばかさんイメージを払拭する驚異の動画があります。
オキナインコの遊んでいる姿ですが、初めて見た時に鳥が呼応していることに とても驚きました。
子どもの頃セキセイインコを飼っていた経験から、そこそこおしゃべりをし、 人の名前を呼んだり唄ったりする鳥は知っていました。 しかしこの動画を見る限りただ真似ているだけではなく、明らかに 人間との会話が愛情と意思を持って成立しているように感じます。
興味を持って調べているうちに、世界的に有名なヨウムのアレックスに出会いました。 アレックスは、アイリーン・ペパーバーグ博士という比較心理学の女性博士の研究の為に飼われていたヨウムで、頭の良い鳥として知られるヨウムの中でも、とりわけ知能の高い一羽として知られています。高校の英語の教材としても使われており記憶にある方もいるでしょう。
クルミの殻ほどの大きさしかない脳をもつアレックスの知能は「2歳児の感情と5歳児の知性」を持つと言われ、「50の物体」「7つの色」「5つの形」「数を6まで理解していた」というように、普通には理解しがたいような鳥でした。 アレックスは数を数えるだけではなく、「0」や「無い」という概念も理解していました。
ある日アレックスは鏡に映った自分を初めて見て、頭をかしげて「それ、なに?」と研究員に聞いたそうです。 研究員は「あなたよ、あなたはヨウムなのよ」と答えると、アレックスは次に「色はなに?」と聞いてきたそうです。驚くのは自発的な疑問を言葉にしていることです。
この問いに研究員は「グレーよ、あなたはグレーのヨウムなのよ、アレックス」と伝えると、アレックスは何回か同じ質問を繰り返し、研究員はその都度、同じ答えを返しました。このようにしてアレックスは「グレー」という色を覚えました。 アレックスはこうして様々な事を理解していったそうです。 この例だけではなく、私は多くの動物には知性も感情もあると思っています。
しかしアレックスは「鳥は"思考して話す"」という驚愕の事実を証明して、残念なことに2007年9月、31歳の若さ(ヨウムの平均寿命およそ50歳)で亡くなりました。
ペパーバーグ博士へのアレックスの最後の言葉は 「You be good, see you tomorrow. I love you.(良い子でね、また明日。君を愛しているよ)」 だったそうです。
以前、こちらでハシビロコウという鳥を紹介させていただきました。
鳥が大好き!という訳ではありませんが今回も鳥のお話。
鳥の知能は一体どれくらいか?
種類や個体差があるとはいえ、特別に頭のいい動物のイメージは
余りないのではないでしょうか。
可愛らしい印象はあるものの、飛ぶためになんだか脳みそ小さそう...。
実際ダチョウに至っては脳が目玉よりも小さいそうです。飛ばないのに残念。
とはいえ脳が大きいから知能も高いとは言い切れません。
原則として自然界では、高等動物であるほど脳は大きくなっているらしいのですが、
大きさだけならマッコウクジラがMAX頭がいいことになってしまいます。
では比重なのでは?とも思いましたが比重で言うとネズミの方が、人間より割合が
多くなってしまいます。
動物の脳と体重の関係性を調べたアリゾナ大学のキャルダー博士は「脳の重量は体重の0.75乗に比例する」という規則性を発見しています。
しかし、この規則性に当てはまらない動物がいます。

それが「ヒト」です。
話が逸れてしまいましたが脳には解明できていない部分が多く、いまだに謎だらけなようです。
脳の比重とは関係なしに、驚くほど頭のいい鳥もいます。
不名誉なおばかさんイメージを払拭する驚異の動画があります。
オキナインコの遊んでいる姿ですが、初めて見た時に鳥が呼応していることに
とても驚きました。
子どもの頃セキセイインコを飼っていた経験から、そこそこおしゃべりをし、

人の名前を呼んだり唄ったりする鳥は知っていました。
しかしこの動画を見る限りただ真似ているだけではなく、明らかに
人間との会話が愛情と意思を持って成立しているように感じます。
興味を持って調べているうちに、世界的に有名なヨウムのアレックスに出会いました。
アレックスは、アイリーン・ペパーバーグ博士という比較心理学の女性博士の研究の為に飼われていたヨウムで、頭の良い鳥として知られるヨウムの中でも、とりわけ知能の高い一羽として知られています。高校の英語の教材としても使われており記憶にある方もいるでしょう。
クルミの殻ほどの大きさしかない脳をもつアレックスの知能は「2歳児の感情と5歳児の知性」を持つと言われ、「50の物体」「7つの色」「5つの形」「数を6まで理解していた」というように、普通には理解しがたいような鳥でした。
アレックスは数を数えるだけではなく、「0」や「無い」という概念も理解していました。
ある日アレックスは鏡に映った自分を初めて見て、頭をかしげて「それ、なに?」と研究員に聞いたそうです。
研究員は「あなたよ、あなたはヨウムなのよ」と答えると、アレックスは次に「色はなに?」と聞いてきたそうです。驚くのは自発的な疑問を言葉にしていることです。
この問いに研究員は「グレーよ、あなたはグレーのヨウムなのよ、アレックス」と伝えると、アレックスは何回か同じ質問を繰り返し、研究員はその都度、同じ答えを返しました。このようにしてアレックスは「グレー」という色を覚えました。
アレックスはこうして様々な事を理解していったそうです。
この例だけではなく、私は多くの動物には知性も感情もあると思っています。
しかしアレックスは「鳥は"思考して話す"」という驚愕の事実を証明して、残念なことに2007年9月、31歳の若さ(ヨウムの平均寿命およそ50歳)で亡くなりました。
ペパーバーグ博士へのアレックスの最後の言葉は
「You be good, see you tomorrow. I love you.(良い子でね、また明日。君を愛しているよ)」
だったそうです。