システム開発のアイロベックスは、創業を迎えるプロフェッショナル集団です。
最近、会社宛てに届いた郵便物に廃校リノベーションのDMがあり、目を通してみると中々興味深いものでした。
調べてみると過去20年間に6,800以上もの学校が統廃合などで廃校となっているそうです。 第一の原因は児童・生徒数の減少ですが全国的な少子・高齢化とともに加え、様々な地域の状況によって発生すると考えられています。
廃校施設の有効活用にあたっては文科省も「みんなの廃校」プロジェクトとして、地方公共団体と活用希望者(民間企業・NPO団体など)とのマッチングの推奨や国庫補助制度があるとききます。 そのおよそ70%はリノベーションして再利用されているようです。 ※奈良県のcaféカエデ 旧小学校を改装、月1で給食ランチもやっています。 なんとなく教室の雰囲気が残っていていい感じですね!
活用例は様々で都内では、廃校になった中学校がアートセンターになった ◇アーツ千代田3331 https://www.instagram.com/3331artschiyoda/ こちらでは文化芸術に携わるさまざまなイベントが行われ地域の活性化に役立っています。1階にある「かえるステーション」は子どもがいらなくなったおもちゃを持ち寄り、無料で「かえっこ」できるスペースで子ども心を持った人なら大人でも参加できるそうです。
◇世田谷の旧・池尻小学校をリノベした IID世田谷ものづくり学校 https://setagaya-school.net/ こちらは今年で15年目を迎える民間企業が廃校を活用した都内初、しかも委託運営ではなく独立採算の稀な事例だそうです。
京都ですが ◇絵本ちゃん なんて可愛らしい空間でしょう!近隣なら絶対行きたい! http://www.ehonchan.net/ehon.html また国土交通省も空き家になった古民家や住宅を地域資源と捉え、観光振興などを目的とした用途変更に柔軟に対応する方針を明らかにしています。 歴史ある廃校舎の場合、改築の手間・コストがかかるものの広さも充分にあり趣ある宿泊施設としてアピールできます。今後の訪日外国人観光客向けにも宿泊施設不足のソリューションとして廃校活用が進むものと期待されているようです。
廃校リノベーションが近年注目されているのは再利用という視点だけではなく、「学校」という誰もが体験した思い出の場所としての記憶装置のようなところだから、ということはないでしょうか?ノスタルジックな元校舎に若い芸術家たちが積極的に参加しているのにもこころ惹かれます。思えば移転前の新宿でもあの吉本興業が旧小学校をそのまま社屋に使用されていました。
新しく生まれ変わった「元・学校」のHPはどれもそこを支える人たちの気持ちが伝わる丁寧な愛情あふれるものでした。見ているうちに「再生」の新しいカタチを、わたしも機会があったら是非とも体験してみたいと思うようになりました。
皆さんの住んでいる町の近くにも地域創生物件があるかもしれませんね。
最近、会社宛てに届いた郵便物に廃校リノベーションのDMがあり、目を通してみると中々興味深いものでした。
調べてみると過去20年間に6,800以上もの学校が統廃合などで廃校となっているそうです。
第一の原因は児童・生徒数の減少ですが全国的な少子・高齢化とともに加え、様々な地域の状況によって発生すると考えられています。
廃校施設の有効活用にあたっては文科省も「みんなの廃校」プロジェクトとして、地方公共団体と活用希望者(民間企業・NPO団体など)とのマッチングの推奨や国庫補助制度があるとききます。

そのおよそ70%はリノベーションして再利用されているようです。
※奈良県のcaféカエデ 旧小学校を改装、月1で給食ランチもやっています。
なんとなく教室の雰囲気が残っていていい感じですね!
活用例は様々で都内では、廃校になった中学校がアートセンターになった

◇アーツ千代田3331 https://www.instagram.com/3331artschiyoda/
こちらでは文化芸術に携わるさまざまなイベントが行われ地域の活性化に役立っています。1階にある「かえるステーション」は子どもがいらなくなったおもちゃを持ち寄り、無料で「かえっこ」できるスペースで子ども心を持った人なら大人でも参加できるそうです。
◇世田谷の旧・池尻小学校をリノベした IID世田谷ものづくり学校
https://setagaya-school.net/
こちらは今年で15年目を迎える民間企業が廃校を活用した都内初、しかも委託運営ではなく独立採算の稀な事例だそうです。
京都ですが ◇絵本ちゃん なんて可愛らしい空間でしょう!近隣なら絶対行きたい!

http://www.ehonchan.net/ehon.html
また国土交通省も空き家になった古民家や住宅を地域資源と捉え、観光振興などを目的とした用途変更に柔軟に対応する方針を明らかにしています。
歴史ある廃校舎の場合、改築の手間・コストがかかるものの広さも充分にあり趣ある宿泊施設としてアピールできます。今後の訪日外国人観光客向けにも宿泊施設不足のソリューションとして廃校活用が進むものと期待されているようです。
廃校リノベーションが近年注目されているのは再利用という視点だけではなく、「学校」という誰もが体験した思い出の場所としての記憶装置のようなところだから、ということはないでしょうか?ノスタルジックな元校舎に若い芸術家たちが積極的に参加しているのにもこころ惹かれます。思えば移転前の新宿でもあの吉本興業が旧小学校をそのまま社屋に使用されていました。
新しく生まれ変わった「元・学校」のHPはどれもそこを支える人たちの気持ちが伝わる丁寧な愛情あふれるものでした。見ているうちに「再生」の新しいカタチを、わたしも機会があったら是非とも体験してみたいと思うようになりました。
皆さんの住んでいる町の近くにも地域創生物件があるかもしれませんね。