システム会社のよくある3つの落とし穴

現場の意見を無視して、システム部と役員だけで決めてしまった

仕様書が無い、ドキュメントが無いけれども現場の力でなんとか動いているシステムというのがよくあります。現場の方々は、プログラムの中身がわかっているわけではありません。それでも、どういう答えが出るべきなのか、数字を見ればおかしいかどうかは判断できるものなのです。

「システムは現場で動いているんだ」(某SE)
システムは決してサーバー室やデータセンターで動いているのではありません。使いこなす人間がいる現場こそがシステムの動いている場所なのです。

情報システム部と役員だけで構成されたプロジェクトチームで仕様を決めてしまうことがあります。当然、システム会社は業務のプロだから自社の業務も全部わかっていてくれると思いこんでいた。ところが現場業務は独自のやり方があり、全くわかっていなかった。ということがあるのです。

  • 落とし穴その1:現場の意見を蒸しして、システム部と役員だけで決めてしまった。
  • 落とし穴その2:システム提案書、見積書をしっかり理解せずに金額だけを見て発注してしまった。
  • 落とし穴その3:基幹システムの開発経験、実績が浅いシステム会社に発注してしまった。
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