検索エンジンの仕組みを簡単にご説明すると、
まず、検索エンジンの巡回ロボットがサイトを巡回して、
そのサイトの評価情報を蓄積し、データベースを作ります。
そして、ユーザからの特定のキーワードによって検索が行われると、
データベースに問い合わせを行い、表示するサイトのリストを作成する
というものです。
検索エンジンの巡回ロボットがサイトを評価するポイントは
大きく分けて2つあります。それは外部要因と内部要因です。
外部要因とは、他のサイトからのリンクによる評価を指します。
一方、内部要因とは、サイトの内容やキーワードの位置、
キーワードの出現回数や、アンカーテキストなどによる評価です。
内部要因で見落としがちな対策は、HTMLがきれいに
書かれているかどうか、だと思います(設定したキーワードが
サイトのコンテンツとしてどれだけ表現されているかということが
重要なのは言うまでもありませんが)。
しかし、入り組んだCSSやJavaScriptを使用している場合には、
作業も複雑になってしまい、ページの更新に毎回気を遣いますよね。
ということで、今日は、Webページのアクセシビリティなどを簡単に
シミュレーションできる便利なツールをご紹介したいと思います。
→『Web Accessibility Toolbar』
機能については、リンク先のページをご覧頂ければよく分かると
思いますが、HTMLやCSSの文法チェックをはじめ、メタ情報の取出しや
シミュレーションなど、目的によって、色々な使い方ができると思います。
私は、サイトのリニューアルの際に、div要素を取り出す機能を使って、
レイアウトの修正イメージを考えていました。
ガイドラインのリファレンスも付いていて、「ちょっと調べたい」という時にも
大変便利です。どうぞ、試してみてください。