2006.02.24

プレゼンテーションのイロハ その2

今回も前回に引き続き、ビジネスプレゼンテーションについてご説明します。

前回は、「まずは目的を明確にする」ことを一番最初にすることであると、ご説明しました。

「目的」の次に明確にすることは何でしょうか?
それは「聞き手を知る」ことです。

聞き手に関する情報を集めるだけ集め、その聞き手に合った
「内容」「ストーリー」「話し方」を準備する必要があります。
では、具体的に確認する内容をみていきましょう。

1.意思決定者は誰か?
プレゼンテーションの目的を達せするために、意思決定の判断材料としては、何が必要になるのか、充分に検討する。

2.どのぐらい内容を知っているか?
聞き手の知識の程度を分かっていないと、説明に過不足が発生する。
ポイントがずれたり、難しすぎたりして、聞き手を退屈させてしまう。

3.どの程度の興味をもっているか?
聞き手は今回のプレゼンテーションを楽しみしているだろうか?
それとも嫌々参加しているのだろうか?
関心が薄いのであれば、身近で気にせずにはいられない内容
盛り込むことを考える。

聞き手の知ることは、簡単なようでいて、実は簡単ではない。
しかしながら、意思決定者の誰が、どの程度の理解と興味があるが
事前に分かっていれば、目的を達成するための材料は、おのずと決まってきます。

聞き手を知り、分析するために、あらゆる手を駆使して情報を集めます。
そして、得られた情報を内容に盛り込みます。

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