2007.07.13

早く行動すればよいのか

最近、といっても一ヶ月ほど経ちますが、
『P・F・ドラッカー 理想企業を求めて』という本が発売されました。

その本の中で、トヨタの行動の速さについて述べられていたので、
少し紹介します。

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トヨタは計画が緻密で、行動が迅速である。
1年の時間が与えられているならば、多くの企業が計画に6ヶ月を費やし、
かなりの余裕をもって行動を開始する。
しかし、いざ製品を市場に出す段階になって、
予測されてしかるべきだった問題が浮上してくる。
成果は遅れ、最悪の場合、成果が生まれる前に陳腐化する。
一方、トヨタでは1年のうち11ヶ月を計画に費やす。
ところがその後の行動は速い。
組織は一丸となっており、出てくる問題は全て検討済みである。
結果、トヨタが製品の構想から生産までに要する時間は
他のメーカーの半分である。
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計画がおろそかなまま行動することで、余計に作業時間がかかってしまうという
悪循環が生まれる。

そのようなことにならないよう、このプロジェクトは適切に行われているか、
組織ごとチームごとに考える必要があるのではないかと思いました。

---投稿者一言コメント----------

行動の 速さ一番  トヨタ式
   藍子心の俳句

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