Windows Vistaが発売されて１ヵ月半がたちました。
インターネットコム株式会社とJR東海エクスプレスサーチが行った、
Windows Vistaに関する調査によるとVistaの普及率は
個人利用が0.9%、会社は0%だそうです。
http://japan.internet.com/research/20070307/1.html

そんなに普及していないのだからまだまだ対策はいいや、
と言っていられないのがVistaのJIS2004採用による字形変更とサロゲートペアの問題。
特にサロゲートペアは1文字が4バイトなうえに、Unicodeでしか扱えない文字です。
Webアプリケーションのフォームでこの文字を入力されると文字化けが発生してしまいます。

対策方法としては
・Webページの文字コードをUTF-8にする。
・フォームの入力チェックでサロゲートペアのチェックを行う。
・登録フォームの説明などに「環境依存文字(Unicode)」と変換時に表示される文字を入れないように注意書きを追加する。
といった方法が考えられます。
現在は入力させない方向で考えられているこの問題ですが、
なるべく早く入力しても問題ない方向に切り替えたいところです。

そのためにはVistaが広く普及するしかありません。
マシンスペックの要求も高く、メジャーバージョンアップとなるVista。
現在のXP並みの普及率になるのは何年先でしょうか。

ちなみに私個人のマシンはXPどのデュアルブートのマシンもありますが、
3台あるマシンすべてにVistaをインストールしました。

そしてこの記事を書いている会社のマシンにもVistaが入っています。
この記事もVistaで書いてます。
証拠にこの文字「