フォントは、何を使っていますか？

デザイン関係の仕事をしていなければ、普段「フォント」を意識することは、
もしかしたら少ないかもしれません。

ですが、デザインとまではいかなくとも、
フォントの違いによって、同じ文章でも随分印象が違ってきます。

フォントは、文字の形によって2つに大別されます。
「セリフ」と「サンセリフ」。
簡単に言えば、文字の「とんがり」があるかないかの違いです。
　

Serif

San-Serif

　
日本語のフォントでは、明朝体がセリフ、ゴシック体が
サンセリフにあたります。
　
セリフで書かれた文章の印象は、読みやすく、見た目も美しい
という特徴があります。
逆に、サンセリフでは、読みやすさはセリフに劣りますが、
1文字1文字のインパクトが強いため、読み手の印象に残りやすい
という、特徴があります。

例えば、新聞なんかをイメージすると分かりやすいかもしれません。
一面の見出しなどは、サンセリフのフォントで書かれていることが多く、
それぞれの記事については、セリフのフォントで書かれています。

また、印象についてもう一つ付け加えると、
セリフは、クラシカル、高級な印象を、、
サンセリフは、モダンでポップな印象を与えます。
フォントのみで文章の印象が全て決まるという訳ではありませんが、
分かりやすい文章を書くためには、こうしたことにも気を配ると
良いかもしれません。