2005.07.25

テストの際、SEはPGソースを見てはいけない?

SEが行うプログラムのテストというと、ITやSTです。
ITやSTでは、各処理が仕様書の記述通りに(設計通りに)連携して、
意図したデータがDBに更新されるかどうかを確認します。

テストの結果、不具合と思われる動作が見つかった場合、
動作やデータを見て、すぐに原因が分かる場合と
何が原因なのか分かりにくい場合があります。

原因が分かりにくい場合、私は ついついPGのソースを読んで
原因箇所を調べたくなるのですが、「それはSEの仕事ではない」
と、しばしば注意されます。

SEは、各処理が正しく連携しているかをチェックして
意図しない動作が見つかったら「正しい動き」をプログラマに伝える。
そして、それ以降の原因追求などは「プログラマの仕事」とするのが
本来の姿であり、そのほうが効率も良い とのことです。

言われてみれば、確かに その通りです。
ただ、ついつい「全てを把握したい」という衝動に負けて
ソースを読んでしまうことがあります。(私だけでしょうか?)

テストの効率を良くするためにも、深追いを慎むように心がけましょう。

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furugoori