2008.10.01

マナーに気を配るべし

システム事業部では「SE行動指針」という10ヵ条からなる心得集を作成し、その考え方に沿って活動を行っています。

先日の部会で、その中の「マナーに気を配るべし」という項目が話題に挙がりました。

「マナーを守るために実践していることは?」

「そもそも、マナーとは?」

先輩のSEからも、様々な意見が挙げられました。

皆がそれぞれの経験から感じたこと、学んだことをもとに、マナーに対するそれぞれの考え方を持っていました。

私は部会の中で、自分の意見として、

「マナーは法律とは違い、必ずしも明文化すべきものではない。
だが、基本的な考え方として、自分がされて嫌なことを、他人にもやらないようにするべきである」

と述べました。


そう感じるようになったのも、ここ数年のことだと記憶しています。

私は、時間に対して独自の考え方があるのかもしれません。

ただ、

「自分1人の簡単な工夫や配慮で早く終わらせることができるのならば、なるべく短く済ませたい」

と考えるのです。

(ここでの「自分」とは、私のことでもあり、私以外の誰かのことである場合もあります)

これまでに経験したことの無い作業や、自分のスキルだけではどうしようもないことであれば、手戻りが発生したり、予想より時間がかかってしまうこともあるでしょう。

ところが、

「打合せが少しでも早く済むように、相手に前もって議題や質問内容を伝えておこう」

「分担しやすいように、必要な作業を細分化して挙げておこう」

といったことを考えるのは、決して難しいことではないと思うのです。

自分にロスを発生させないようにすること、そして相手にもロスを発生させないようにすることは同じくらいに重要であると、私は考えます。

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miyashita