2006.05.26

時間をうまく利用する

最近、複数のシステムを掛け持つようになってから時間が足りない、と感じることが少なくありません。

人間はいくら努力をしても考える時間を減らして同じだけの成果を得ることは出来ないと何かで読みました。
成程確かに作業そのものは効率良く行えば幾らかは時間を短縮出来ますが、
思考する時間は減らせばそれ相応のものしか思い付かないということが最近分かってきました。

この状況を打開するために、無駄なことは極力しない、ということを徐々に心掛けています。
例えば、テストをしていて不具合を見つけるとついついプログラムソースを追ってしまったり。
また、開発段階でも早くテストをしたいがためにプログラムの一部をやってしまったり。
本来やらなくてはならないことをやらずにやらなくてもいいことをしている、ということが実は多々あるのです。

これらは結局のところ、後輩に任せるより自分でやったほうが早い、と考えてしまうことに問題があります。
また、後輩に任せるべき仕事をやってしまうと、後進が育つことを阻害してしまいます。

自分にしか出来ないこと、自分でなくても出来ることをきちんと切り分けることが重要なのです。

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