Google Androidアプリケーション開発入門 画面作成からデバイス制御まで――基本機能の全容

2009年9月 1日  プログラミング  ロボット池田

Android携帯のソフトウェア開発に興味があったので買ってみました。
この本はAndroidソフトウェアそのものの作り方の前に、
開発環境の設定方法(Eclipse+Android SDK)とエミュレータの使い方から、
しっかりと説明されていますので(Eclipseの日本語化まで載っています)
スムーズに開発環境を整えることができます。

開発環境が整ったら、基本的なプログラムの作りかた→画面の作り方など、
プログラム作成に必要なファイル構成と設定画面の説明があります。

以降は順序良く高度なプログラム開発に必要なリソースや、
画面構築の仕方、プログラムの動作方法、センサーの使い方について、
わかりやすいサンプルのプログラムと絡めて学ぶことができます。

Androidソフトウェア開発の基礎を学ぶための本なので、
これを読むだけでは一般に公開できるレベルのソフトウェア開発には到達できません。
しかし、この内容を理解してから詳細な開発方法が載っている本に移行すれば、
理解がしやすいと思います。
これからAndroidソフトウェアを開発するという方には必読の本です。

著者:木南 英夫
出版社:日経BP社  
価格:3,150円

目次:
1章 Androidとは
2章 開発環境
3章 Hello, Android
4章 アクティビティとインテント
5章 リソース
6章 ビューとレイアウト
7章 サービスとノーティフィケーション
8章 ストレージとコンテントプロバイダ
9章 位置情報サービスとネットワーク連携
10章 デバイスの使用方法
11章 アプリケーションの配布
12章 開発ツール
※細かい目次が知りたい方はこちらを参照してください。

初版、改版情報
 2009年6月8日初版

誰にオススメか?
 Androidソフトウェア開発を始めてみようという方
キャリア対象
 PG
 2年目以上
 (多少プログラム開発経験があったほうが良い)

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