人に教えるということは、どのような仕事をしていても、また、どのような生き方をしていても、いつかは経験することのように思います。
特別教育関係の仕事でなくとも、また、子供がいなくとも、教える機会というのは、人生で多くあります。
人に教えるということは、どのような仕事をしていても、また、どのような生き方をしていても、いつかは経験することのように思います。
特別教育関係の仕事でなくとも、また、子供がいなくとも、教える機会というのは、人生で多くあります。
『論語』とは、儒教の聖典と呼ばれ、『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の1つに数えられる。
過去に何回か読んでみようと試みたことがあるが、いつも挫折していた。理由は、文章が難しいから。理由は、中国の原文(漢文)を「読み下し文」で書いている本が多いためである。
※「読み下し文」とは、漢文を日本語の語順に直して読むこと。
※一方、「書き下し文」は、漢文を訓読するとおりに、かなまじりで書くこと。
漢文が、そもそも苦手な人では、これでは論語を読むことができない。悔しい思いをしてた所、深夜のコンビニで運命の出会いがあった。それが、この本である。
本書は、論語を、内容の理解に重点を置き、現代語訳化した上で、さらに平易な日常的な口語訳で書かれている。
例えば、
【原文】剛毅木訥近仁
【読み下し文】剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し
【口語訳】飾りっ気がなくて無口な人は、意外と人間愛にあふれている人だ
となる。
これは、分かりやすい!
一度は読んでみたかった論語、文章の難解さから挫折した経験がある方は、ぜひ手にとってもらいたい一冊である。
【問題】
昔、ある殿様が、外国の宣教師が献上したゾウの「目方を量れ」と言い出した。
ゾウを載せるほど大きな秤などない時代、家来たちはすっかり困ってしまいました。
あなたならどうしますか?
条件1:ゾウを殺してはいけません
条件2:ゾウを載せるほど大きな秤はありません
この問題を考える思考法こそが、理系思考法=シンプル思考法です。
どんな問題も合理的にこなせる、オールラウンド・プレーヤーを目指している方。
自分は文系だから、理系的な思考法なんて全然ムリと思ってしまっている方。
「先が見えない」時代において、成功をつかみ取りたいと思っている方。
文系出身者でも「どれだけ、理系的な頭を持っているか」が問われる時代です。
人生の「最強のガイド役」になる思考法といっても過言ではありません。
理科系の知識がなくても、安心して読める内容です(実際、私はド文系です)。
人生の「最強のガイド役」になる思考法に、一度触れてみてはいかがでしょうか。
著者がご存命の内に読んでおきたかった一冊です。本書を読んだ後、著者の更なる哲学を学びたいと思わずにはいられません。
小倉昌男氏は、大和運輸(現ヤマト運輸)の創業者である小倉康臣を父に持ち、ヤマト運輸の2代目として社長に就任しました。
社長就任直後は、経営危機の渦中。そんな会社において、宅急便構想を打ち立て、個人宅配市場というブルーオーシャン(新しい市場)を創造し、ヤマト運輸を日本一の運送会社へと作り上げた偉大なパイオニアです。
「成功した経営者」の一人として一躍有名になり、出版社から多くの執筆依頼が舞い込む中、「成功した経営者が自らの経営談義を出版すると、やがてその企業自体は不振に陥り、一転、失意に陥る」。そんなジンクスを頑なに守り続け、長い年月の間、一切の執筆依頼を断り続けていました。
そして、断り、断り、断り続けた後に、著者自ら「生涯に最初にして最後、一回限りの著作」と言わしめた一冊が、本書です。
宅急便の開発で運輸省や郵政省と闘った経験を多く持ち、積極的な規制緩和実行者としても有名です。
現状を打破して、『未来』を創造していきたい経営者や、リーダー、管理職にお勧めの一冊と言えます。
プロフェッショナルとはなんなのか。
ただのプロフェッショナルではなく、
プロフェッショナルの先にあるものはなんなのか。
成長の目標は「求められる人材」では足りない。
「活躍する人材」にならなければならない。
そのための問題提起、理由、原因、対応方法がわかりやすく書かれています。
良くも悪くも、「~進化論」なので、少々論文調ですが、
内容の展開、テンポもよいのですんなりと頭に入ってきます。
発行が2007年ということもあり、Webの話題の中心はブログに関するものが多いですが、
現在のtwitter、Facebookといったソーシャルメディアに置き換えて読んでみても、
なんら遜色のない内容です。
「7つのシンクタンク力」や、「進化のための6つの戦略」を通して、
改めて自分の今の立ち位置、そして向かうべき場所を考えなおさせてくれます。
「人は何のために働くのか」
「好きなことを仕事にすることは良いことか、悪いことか」
「天職を見つけるにはどうしたらいいか」
「幸福な人生ってなんだろうか」
というようなことを、一人で悶々と考えている方には、ぜひ読んでもらいたい一冊。
もし、そんな悩みを持っているあなたが、「バカの壁」の養老孟司氏、「7人の侍」の黒澤明監督、Honda創業者の本田宗一郎氏、阪急創業者の小林十三氏などに、相談できるチャンスがあるとすれば、どうだろうか。
他にも、織田信長や、村上龍、マザー・テレサ、堀江謙一など、多くの世界中の偉人/著名人の99の名言から、仕事感、人生観について学ぶことができる一冊。
新社会人や、入社3年目くらいで人生に悩んでいる様なあなたに、ぜひ読んでもらいたい。
さて今回も、前回に引き続き、理論偏重ではない「使えるコンサルティング」「実効性のある研修」を柱としたコンサルティング・グループ HRインスティテュート社の著作。
戦略とは、「フォーカス&ディープ!」つまり、「勝つための明確なる特徴づけ」と定義している。
勝つために、何かに特化して、そこを深めること。それが戦略。いわば「捨てること」を意味している。市場では何かに特化して深めなければ勝ち残ることができない。捨てるものを決めて、自らが得意としたり、本気で取り組もうと決めた市場に対して、限られた経営資源を、徹底して注ぐこと。それが戦略である。
そして本書では、戦略立案までの道を3つのステージに分けて紹介している。
(1)経営の軸となる「ミッション」「ビジョン」を明確にする
(2)短期、中期、長期の観点で、ビジョンを実現するための「ロードマップ」を描く
(3)経営資源を統合するための戦略を立てる「フォーカス&ディープ!」
つまり、「ミッション」「ビジョン」「ロードマップ」を描いてから「戦略」を立てるということ。
この様に、どうやって戦略を立てるのかから、どの様なシナリオで実行に移すのかまで、その基礎知識と実践方法を分かりやすく解説している。
前回に引き続き、理論偏重ではない「使えるコンサルティング」「実効性のある研修」を柱としたコンサルティング・グループ HRインスティテュート社の著作。
プレゼンテーションとは、「相手に自分の考え方を理解していただき、その上で、納得していただいて、そして、行動していただくプロセス」と定義している。
つまり、(1)聴いてもらう、(2)理解してもらう、(3)納得してもらう、(4)行動してもらう。この一連の4つを提供することが、プレゼンテーションの真の意味だと述べています。
そして本書では、プレゼンテーションのスキルを大きく3つに分類しています。
つまり、本書自体がひとつのプレゼンテーションとなっているのです。
人前で話すのが苦手というあなた。さあ、日本でも著名な研修コンサルティンググループの紙上プレゼンテーションを体験してみては、いかがでしょうか。
本書を読むという数時間の体験が、あなたの人生を大きく変える、一生の学びになるかもしれません。
理論偏重ではない「使えるコンサルティング」「実効性のある研修」を柱としたコンサルティング・グループ HRインスティテュート社の著作。
「ロジカルシンキング(論理的思考)とは、『わかりやすさ!』である。」と言い切る本書は、一見分かり辛いロジカルシンキングの手法を、具体的な会議事例も含めてご紹介しています。
ロジカルシンキングの3つの思考法である「ゼロベース思考」「フレームワーク思考」「オプション思考」。ロジカルシンキングの3つのツールである「ロジックツリー」「マトリックス」「プロセス」。
こういったキーワードについて学びたい新入社員の方や、就職活動でライバルに差を付けたい就職活動生の方、他にも、ロジカルシンキングの基礎を再び学びたい方まで、幅広い方を対象に、お勧めします!
最近、iPadを愛用しています。紙の本も多く読んでいますが、仕事柄、朝早く夜遅いので、書店に行って本を買えません。
あまりネット通販で買うという行為は、好きではないのです。
書店に行くと、本との出会いがあります。本のタイトルに魅かれたり、ジャケットに魅かれたり、表装に魅かれたり、時には書店の手書きPOPに魅かれたり。
これは、本の著者での出会いであり、著者の人生哲学との出会いでもあります。人の出会いは一期一会。そんな一期一会を偶然、というか立命に頼りたいのです。
そんな私が、iPadで何気なく電子書籍を探していた際に出会えたのが、本書です。
ソフトバンク 孫社長の半生を描いた作品です。
会社としてのソフトバンクについて知りたい方、人としての孫社長を知りたい方はもちろん。会社経営や組織のリーダーで「熱い志」を持っている方や、仕事に忙殺されて忘れかけてしまいそうな方にも、自分の志を奮い立たせてくれるお勧めの一冊です。
もしシステム開発会社の男子マネージャーが岩崎夏海の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んだら。という訳で、今更ながら、話題の「もしドラ」を読んでみました。
ビジネス書を購入する際、どんな基準で購入していますか?
「アマゾンでランキング1位だった」
「紀伊国屋書店のランキングで1位だった」
「CMを見た」など。
その基準は、人それぞれだと思います。
でも、毎月、何百冊という新書が出ている現代。その中で、本当に為になったという本に、毎回出会えているでしょうか。「人生を変えるほど有益な本に出会える確率は、1,000冊に1冊しかない」と言う方もいるほどです。
もし、ビジネス書の良書と出会いたいとお考えであれば、本書をガイドとして活用してはいかがでしょうか。
著者は、出版業界では有名なビジネス書評家。年間に1000万円はビジネス書につぎ込んでいます。そんな著者が、これまでに出会った古今東西の名著の中から、30冊に絞って名著を紹介してくれます。
本当に「人生」の役に立つビジネス書をお探しの方にはお勧めの一冊です。
「ディズニーが長い年月をかけて築き上げた『人を育てる』メソッド集」。本書の最初に記載されているフレーズです。このフレーズが、的を得ています。
この本を読めば、社長以外は全員アルバイトでも、理想とする会社が作れそうです。そんな風に思わせてしまう本書。実際に、ディズニーランドで実際に活用されている人材教育メソッドが豊富に紹介されています。
読んだ次の日から実際に使えるメソッドあるので、実際にマネージメントや、社員教育に苦労されている中間管理職の方にはお勧めの一冊です。
「ランチェスター戦略」という言葉を、耳にしたことがある方も多いのでは。
ランチェスター戦略とは、「市場リーダーシップ戦略」と「ニッチ戦略」から構成される競争戦略論のフロンティアである(本書より抜粋)。
1972年に日本の田岡信夫氏と、斧田太公望氏が開発した競争戦略論です。元は、第一次大戦の際の初めての航空機による空中戦を分析し、発表した軍事法則です。それを、田岡氏、斧田氏がマーケティング戦略論として展開した競争戦略論です。
千本倖生氏(イーモバイル株式会社代表取締役兼CEO)、鹿井信雄(元ソニー株式会社副社長)、鳥羽博道(株式会社ドトール・コーヒー名誉会長)、吉越浩一郎(トリンプ・インターナショナル・ジャパン前社長)、澤田秀雄(株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長)、大久保秀夫(株式会社フォーバル代表取締役会長兼社長)、吉田哲夫(キヤノンマーケティングジャパン株式会社取締役エリア販売事業部長)など、多くの経営者から「推薦します。」という声が、帯や裏表紙全体に掲載されている本書。
「経営戦略」という言葉に敏感な読者なら、この本が書店で平積みにされている光景を見たら、もう買うしかないです。
「ランチェスター戦略」について、優しく、分かり易く書かれた入門書として、経営戦略をこれから学ぶ方には最適な一冊だと思います。
マネジメントのノウハウ本だと思って読むと、手痛い目にあいます。
「もしドラ」で有名になった、ドラッカーの著書。原書は、さらに厚い本があるのですが、その原書からポイント・エッセンスを抜粋した良書です。
ITやシステム開発の世界でも、様々なマネジャー(マネージャー)が存在しています。プロジェクトマネジャーや、ITマネジャー(情報システム部門の管理職)など。
そんなマネジャーの方や、経営者の方、プロジェクトリーダーの方など、人と組織を取りまとめる仕事に付いている方には、オススメの一冊です。
市場調査に基づかない「差別化戦略」。差別化は手段ではない。考え方だ。姿勢であり、取り組みであり、人とのかかわり方なのだ。重視し、尊重し、祝福できる方法で人とかかわることだ。
この本の著者は、「競争戦略論」で著名なマイケル・ポーターと並び、ハーバード・ビジネススクールで絶大な人気を誇る、女性経営学者ヤンミ・ムン氏。同氏が、市場が成熟した現代においてブランドについて、新しい概念を語る、意欲的な著書である。
経営者や、事業会社のマーケターは、「自社ブランド」について見つめ直す良い機会になると思う。
日清食品ホールディングスCEO安藤宏基氏が書いた一冊。安藤宏基氏は、日清食品の創業者であり、チキンラーメンの開発者である、安藤百福氏の次男。会社の二代目の方には、お勧めの一冊です。創業者にも読んでもらいたいですが、多分この気持ちは、二代目でないと分からないと思います。「二代目には創業者の偉さが分かる。創業者には二代目の苦労は分からない。二代目こそ、強靭で謙虚で大胆でなければならない。」という堺屋太一氏の帯コメントに、大共感です。
人生の成功者になるための方法が、全299頁の中に、簡潔に、かつ、多くのノウハウを科学した上で書かれた1冊といえます。著者は、田舞徳太郎氏。中小企業の活性化を目的として設立され、社員教育ビジネスを事業として営んでいる、日本創造教育研究所の代表です。「7つの習慣」にも通じる内容と言えます。
SEに絶対に必要な知識に会計の知識があげられます。
会計に関係するシステム経験のあるプログラマや少し簿記を知っている人は
会計というと仕訳に目がいきがちです。しかしこの本は「SEの」という
タイトルですが別に仕訳など小さな一部分の解説をしているわけではありません。
「基礎から学ぶ」というタイトルどおり会計の基礎から企業として会計を
どのように利用しているかまで幅広く解説してくれており、いちから会計の知識と
考え方を学ぶことが出来ます。
SEでない人でも会計に興味がある方や、これから会計を勉強したい方にも
ぜひおすすめしたい一冊です。
タイトルに魅かれて買いました。
文章で人の心を動かすとはどういうことなのか?
この本には実際の文例テクニックが具体的に書いてあるので、
良し悪しはテクニックで決まるということが良くわかります。
面白い題材でも、テクニック次第でつまらない読み物に
なってしまうということを意識させてくれた本です。
SEの世界では、メール文面 や 設計書、報告書の類など、
ビジネス文書を扱う場合が多く、
「人の心を動かす」必要性自体をあまり感じませんが、
ブログを書く場合、もしくは、文章だけでなく、
プレゼンやスピーチでも共通するテクニックだと思います。
いつも手元に置いてあり、たまに読み返しています。
今話題のTwitterやクラウドコンピューティングなど、
最新のITを使った社内のシステムやコミュニケーションの構築について。
導入するしないに関わらずIT業界で仕事をする人なら、
頭の隅に置いておくとよい事が紹介されています。
言わずと知れたデール・カーネギーの名著です。
自己啓発系の本としては最初の頃に読んだものですが、とても感銘を受けた本の中の一冊です。
生きていく上で多くの人との関わりは避けられないものですが、どのように接していけば人間関係を円滑にしていくことができるかを学ぶことができます。
ビジネス、プライベートに限らずどんな場面でもこの原則がベースになるのは間違いないでしょう。
すべての方にオススメできる本です。
社会人に必要不可欠な「報告・連絡・相談」略して「ホウ・レン・ソウ」。
この本はホウ・レン・ソウがなかなか上手にできない人にお勧めの一冊です。
文章が読みやすく、短時間で読破可能でかつ頭に入りやすいです。
内容は基本的なことが多いですが、私と同様にホウ・レン・ソウが出来ない人は、
その基本が出来ていないのだと思います。
ホウ・レン・ソウにお悩みの方は是非、読んでみて下さい。
※下記のアマゾンリンクですが、今回ご紹介した本が無かったので関連する本をご紹介します。