Oracleの仕組み、内部動作が非常にわかりやすく図解されています。
基本的なSQL文の知識があれば読み進めることができると思います。
SQL文の書き方やテクニックを学ぶことも大事ですが、データベースの内部動作を理解することでより一層のレベルアップを図ることが出来ます。
この本ではコマンドの解説などはほとんどなく、あくまでOracleの仕組み、内部動作に焦点を当てて解説されています。
表面的な知識ではなく、内部ではどう動いているか、何が行われているかを理解することでデータベース管理やトラブル時にも役に立つことになると思います。
「Oracleはおもしろい」そう思わせてくれる本だと思います。
【目次】
第1章 I/Oとディスクの関係
第2章 Oracleのさまざまなプロセス
第3章 キャッシュと共有メモリ
第4章 SQL文解析と共有プール
第5章 Oracleの起動と停止
第6章 接続とサーバープロセスの生成
第7章 Oracleのデータ構造
第8章 Oracleの待機とロック
第9章 REDOとUNDOの動作
第10章 バックアップ/リカバリのアーキテクチャと動作
第11章 バックグラウンドプロセスの動作と役割
第12章 Oracleのアーキテクチャや動作に関するQ&A
コメントする