その場で使えるしっかり学べるUML2.0

2010年10月26日  システム設計  岡部

私があるプロジェクトの基本設計にて
業務フローをアクティビティ図で記述する際に、読んだ書籍がこれです。

この書籍には、UMLの基本から開発現場での有効な使い方まで
図を通して分かりやすく説明しています。
UMLの要素をほぼ全て解説しているので、辞書的な意味合いでの活用もできました。

UML自体に触れたことが無かったのですが、
書籍に記述された現場目線での説明と、自分の実作業とを
照らし合わせながら非常にスムーズに読むことができました。

これからUMLを始める方にとって、お勧めできる書籍です。

PART1 準備編
 第1章 UMLとは
  1.はじめに
  2.UMLとは
  3.UMLとモデル
  4.UMLの歴史
  5.現在のUML
  6.UMLの利用
  7.本書の構成

PART2 表記法編
 第2章 UMLの基本要素
  1.UMLの基本要素の役割
  2.図、コメント、キーワード、依存
  3.制約
  4.抽象化
  5.UML1.5からの変更点
 第3章 クラス図
  1.クラス図の役割
  2.クラス
  3.インターフェースと実現
  4.派生と限定子
  5.特殊な振る舞いを持つクラス
  6.使用
  7.高度なクラス
  8.高度な関連、属性
  9.高度な操作
  10.UML1.5からの変更点
 第4章 オブジェクト図
  1.オブジェクト図の役割
  2.インスタンス仕様、スロット、リンク
  3.UML1.5からの変更点
 第5章 パッケージ図
  1.パッケージ図の役割
  2.パッケージ
  3.パッケージのインポート
  4.高度なパッケージ
  5.UML1.5からの変更点
 第6章 コンポジット構造図
  1.コンポジット構造図の役割
  2.構造化分類子、パート、コネクタ
  3.インターフェースとポート
  4.コラボレーション
  5.UML1.5からの変更点
 第7章 コンポーネント図
  1.コンポーネント図の役割
  2.コンポーネントとインターフェース
  3.複雑なコンポーネント
  4.UML1.5からの変更点
 第8章 配置図
  1.配置図の役割
  2.ノードと通信経路
  3.ノードの構成
  4.配備
  5.UML1.5からの変更点
 第9章 ユースケース図
  1.ユースケース図の役割
  2.アクター、ユースケース、サブジェクト
  3.汎化、包含、拡張
  4.UML1.5からの変更点
 第10章 アクティビティ図
  1.アクティビティ図の役割
  2.アクティビティ
  3.制御ノートとイベント
  4.パーティション
  5.高度なアクティビティとアクション
  6.高度なオブジェクト
  7.アクティビティの中断
  8.アクティビティとトークンの流れ
  9.UML1.5からの変更点
 第11章 状態マシン図
  1.状態マシン図の役割
  2.状態、遷移
  3.コンポジット状態、直交状態
  4.擬似状態
  5.サブマシン状態と状態マシンの再定義
  6.プロトコル状態マシン
  7.UML1.5からの変更点
 第12章 シーケンス図
  1.シーケンス図の役割
  2.ライフラインとメッセージ
  3.複合フラグメントによる繰り返し、分岐、条件判断
  4.相互作用の利用
  5.高度な複合フラグメント
  6.UML1.5からの変更点
 第13章 コミュニケーション図
  1.コミュニケーション図の役割
  2.ライフラインとメッセージ
  3.特殊なメッセージ
  4.UML1.5からの変更点
 第14章 相互作用概要図
  1.相互作用概要図の役割
  2.相互作用概要図の要素
 第15章 タイミング図
  1.タイミング図の役割
  2.イベントと状態遷移
  3.メッセージ
  4.タイミングの表現
 第16章 情報フロー
  1.情報フローの役割
  2.情報フロー
 第17章 プロファイル
  1.プロファイルの役割
  2.ステレオタイプ
  3.プロファイルを使う
  4.プロファイルを自作する
  5.UML1.5からの変更点

PART3 実用編
 第18章 ソフトウェア開発とUML
  1.プロセスとUML
  2.例題「家電専門オンラインショップ」
 第19章 ビジネスモデリング
  1.ビジネスモデリングの位置づけ
  2.業務フロー
  3.概念モデル
 第20章 要求
  1.要求の位置づけ
  2.ユースケースモデル
  3.非機能要求
 第21章 分析
  1.分析の位置づけ
  2.ユーザーインターフェースの仕様
  3.分析モデル
 第22章 アーキテクチャ設計
  1.アーキテクチャ設計の位置づけ
  2.アーキテクチャ説明書
  3.設計者向けのガイドライン
 第23章 設計
  1.設計の位置づけ
  2.設計モデル
 第24章 実装(Java)
  1.はじめに
  2.実装の準備
  3.クラス定義の実装
  4.変数定義の実装
  5.操作の実装
  6.オブジェクトの相互作用の実装
  7.リバースエンジニアリング
  8.まとめ
 第25章 組み込みソフトウェアとUML
  1.組み込みソフトウェア開発の概要
  2.概念モデリング
  3.要求
  4.分析
  5.アーキテクチャ設計

その場でつかえるしっかり学べるUML2.0
オージス総研オブジェクトの広場編集部
秀和システム
売り上げランキング: 8441
おすすめ度の平均: 5.0
5 開発のプロセスも学べる
2 説明が非常にわかりづらい
5 よく書けている
5 専門書ではないところがよいところかも
5 UMLの習得に最適
トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://www.ilovex.co.jp/Scripts/intra/MTA5/mt-tb.cgi/1469

コメントする
ページのトップ