本のタイトルの通り、C#.NETとVB.NETの違いが対比されて書かれています。
VB.NETは扱ったことがあるがC#は未経験の方、またはその逆の方にもお勧めです。
構文上の違いや言語特性がシンプルに説明されているので、
非常にわかりやすく読みやすい一冊です。
ただ、あくまでも比較がメインですので、
それぞれの言語への入り口といった観点で捉えておくと良いと思います。
本書中では簡単なコードが記載されており、
実際のコードで違いが把握できるようになっています。
また、本書中のコラムではILレベルではどういう扱いになっているかなども書かれているので、
C#、VBだけでなく+αの知識が得られます。
今すぐコードを書かなければいけない人にも、
勉強がてらに読んでみるという人にも、どちらにも参考になると思います。
ちなみに表紙の絵はユリカモメです。
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