2005.07.08

セキュリティ意識

4月からの個人情報保護法の施行に伴い、
企業内のセキュリティに関する意識が高まっています。
セキュリティ教育の徹底、社内検査など異様に増えている会社も少なくありません。

取引先の協力会社向けセキュリティ教育に参加することもあります。
過去の情報漏洩事件の事例などを交えながら、
その背景、対策など事細かな内容の教育を受けます。
こういった教育に事例として登場する人物にはなりたくない、といつも思うのですが、
その可能性は全くないとは言えず、むしろ大いに可能性のあるところが怖いです。
事例に挙がるケースで多いのが、個人情報の入ったノートパソコンやUSBメモリなどの紛失。
これらは悪意のある行為ではなく、可能性として一番気をつけなければならないところです。
電車やタクシー、飲み屋に置き忘れるなど、起きる可能性は非常に高いため、
細心の注意を払う必要がある。
特に酒が絡んだ場面での事例がほとんどなので、
そういった場面には極力持っていかないなどの対策が必要である。
システム的な監視機能や人による定期的な検査、
万が一、悪意のある人物に渡ってしまうことも考え、
パソコンなどには、出来る限りのロック機能を設定しておくことはもちろんですが、
仮に悪用されなかったとしても、紛失したという事実だけで
その会社の信用失墜につながってしまう。

最終的には個々人のモラルやセキュリティ意識にかかってしまうということなのだろうか?

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minami