最近私は、総合ビルメンテナンス業の関係の
システムの仕事をしています

良く、お客様との打ち合わせの中で、ＡＭやらＰＭといった
単語が出てくることがあります

皆さん、ＡＭ,ＰＭって何のことか知っていますか？
コンビニのことではありませんよ！

それでは、整理しておきましょう

ＡＭとは、アセットマネジメント
アセット＝資産、ということで、
投資家のために資産を管理運営する投資顧問業務のことを指します。
不動産のみならず、資産全体のポートフォリオのアドバイスや、
買収・売却の請負業務、財務分析、資産評価、契約代行など
幅広い業務を含みます。

ＰＭとは、プロパティマネジメント
プロパティとは、（不動産の）財産のことです。
個々の不動産の価値を高めて投資効率を上げる業務のことを指します。
建物や設備のメンテナンス業務や、テナント管理、コスト管理、
収益性を高めるためのリニューアルの
コンサルティングなどが主な仕事です。

特に現在の仕事に関係するのがＰＭなので、
ＰＭについて、もうすこし詳しく整理すると・・・・

ＰＭ業務とは、
近年では設備の高度化・スペックの多様化により、
高い専門性が要求されます。
建物の最適な管理・運営ノウハウを提供し、
コスト削減と長寿命化を図ります。

１．建物管理コンサルティング
建物管理会社、警備会社、メンテナンス会社などに対する
コストを見直し、効率よく管理する手法を提案。
管理レベルとテナント満足度を低下させずにコストダウンを行います。

２．建物調査診断
現況調査を行い、現時点での修繕必要箇所を抽出し、
劣化診断・必要コスト算出を行います

３．長期修繕計画
建物調査診断結果に基づき、建物の使用状況や効率の良い
施工方法を想定し、的確な長期修繕計画を作成します。

４．エンジ二ヤリングレポート
エンジニアリングレポートとは、
デューディリジェンスの「物的調査」を指すもので、
物的・工学的視点から建物状況を調査・レポートするものです。
不動産の流動化が進む現在、建物の物的価値を
正しく把握するためのツールとして
エンジニアリングレポートが果たす役割は大きなものとなっています

＊デューディリジェンス
物件の持つリスクを中立的立場から調査・診断し、
投資対象としての価値を評価・報告するもので、
大きくは「経済的調査」「法的調査」「物的調査」から成り立っています。

ＳＥとして、未経験の業種でも、
言葉の意味くらい、おおよそ理解しておかないと・・

以上