2006.07.31

ハッタリ

これは何もシステムエンジニアに限った話ではないと思うのですが、
お客様と打合せをしている際には時にはハッタリも必要になるときがあります。
ここでいうハッタリとは、嘘を付くということとは違います。
お客様を少しでも安心させるために、時に自分の中であやふやな点についても即答してしまうのです。
ただしこれを行うときには少しでも根拠となる自信と、後で謝るだけの腹づもりが必要です。

お客様との打ち合わせ中、要望などどこまで対応できるか分からない、という場面は少なくありません。
そのような時、基本的にはいつも持ち帰り調査をして回答する、とするのが常ですが、
あまりにもそのようなことが頻発してくるとやはりお客様にも不安を与えてしまいます。
そうした場合に上述のハッタリをかけるのです。
ハッタリをかけてほったらかしにしてしまうとただのその場凌ぎになってしまいよろしくありませ。
このような時は、後で回答をする、とした場合以上に調査、検討が必要になってきます。
自分の発言に対して責任を取る。また、お客様に対して嘘を付いていないという裏付けが
取れるまではきちんと調べます。特に私の場合は心配性なのでそれなりに時間を掛けてしまいます。
そうした結果、場合によっては嘘を付いてしまったという結果になることもあると思います。
そうしたときは変に誤魔化さずにきちんと謝り代案を立てるようにしています。

一番大切なことは、曖昧さで乗り切らないことです。
曖昧なことばかりを言っていてはお客様に不信感を与えますし、自身の信用にも関わります。
分からないときは無理せず素直に分からないと告げるべきですし、
状況と場合によりますがはっきりしないときは後日回答とハッタリをうまく使い分ける
必要があるのではないでしょうか。

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