2006.08.17

SEって何する人?

よく自己紹介をするときに自分の仕事をどのように説明すればよいのか悩みます。
SEという便利な言葉があるのですが、この業界にかかわりの無い人にはまったく通じません。
そもそもSEはシステムエンジニアのことですがこのSEって言葉がなかなか曲者です。
つまりシステムを構築する作業に携わる人間すべてをSEという一言で区切ってしまうからです。
プロジェクトマネージャもスペシャリストも最近流行のITアーキテクトもみんなSEです。
私の個人的な意見を言わせてもらえばプログラマもSEです。

そんなわけで自分はSEであると言うと知らない人には
『SEって何する人?』といわれても困るわけです。

ちょっと知っている人だと具体的に何をしているのかを聞かれます。

プログラムも組みます。でもスーパープログラマには勝てません。
DBの設計もします。でもデータベーススペシャリストには敵いません。
一応セキュリティも気にはしますがこれまたスペシャリストにはとうてい敵いません。
いちばんシックリくるのがアプリケーションスペシャリストかな?
でもそんなに業務には詳しくありません。

とまあ、いまいちシックリした答えができません。
こうなってくると自分の将来も不安になってきます。
漠然と考えていると日々の仕事に流されて月日は過ぎていきます。

これでは女性に自分の夢を語ることもできません。

そうならないためにはやはりきちんとした目標設定が必要です。
10年後の自分の姿から5年後、1年後、半年後の目標を立て、
そして日々の業務に流されること無く、一歩一歩進んでいかなければなりません。
それが忙しいSEにとって大切な事ではないでしょうか。

『じゃあ、あなたの夢は何?』

…スーパーSE…かな?

『スーパーSEって何する人?』

何するんだろうね?

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furugoori