2006.09.13

会計連携をイメージできていますか?

皆さん、システム設計の打合せにおいて、
会計連携をイメージできていますか?

ほとんどの業務システムにおいて、発生したデータ
例えば売上、仕入、経費、給与、入金、支払データなどは
会計システムに仕訳連携をするケースが、よくあります

発生する金額データは、全て会計に連携されると考えていてもいいでしょう

売上入力などの設計を考えている場合に、
売上入力にて入力されたデータが最終的に
会計連携された場合の仕訳をイメージして
頭の中で常に仕訳ができる情報が、
きちんと設計されているか判断していますか?

例えば、販売管理システム上の売上の管理項目と
会計上の売上の科目体系は、同じではありません
会計上の科目、内訳の体系に、変換することができる
情報があるのか、どうやって変換するのかを
考えておくことが重要です

まず一般的な会計上の部門や科目、内訳の体系を
きちんとイメージできることが必要です

そして顧客ごとの、会計上の部門や科目、内訳の体系を
頭に入れた上で設計をすることが重要です

どんなシステムでも、最終的には会計につながることを
念頭においてください

そのためにも、SEとして
「社会一般に通用する基本的な会計知識を備えよ!」
と言うことである。

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obata