2006.09.27

開発ツールに素早く順応してもらう

初めて使用する開発ツールの隠れた便利な機能や、
予期せぬ落とし穴によく悩まされたり、
知らなかったばっかりに余計な時間を消費していたり、
「こんな機能が有ったのか・・・あの時これを知っていれば・・・」という現象はよく起きます。
プログラマが今後も開発でそのツールを使い続けるのであれば、
リファレンスを読み、Webで検索し、調査を行うでしょう。

しかし、短期間で不特定の誰かにそのツールを使って開発を行ってもらう場合があります。
外注への依頼や、他の開発チームからの人員レンタル場合は、
今後の為に今試行錯誤する必要が無い人に、
現時点で如何に円滑に開発を進めてもらうかを考える必要があります。

開発ツールの「使い方が解れば十分な人」の為に、
多少の時間を割いてでも、基本的な使用方法と便利な機能だけをまとめたマニュアルを作成し、
共通規約やPGのレビューと同時にツールの使い方も共有する時間を作る。
開発ツールに素早く順応してもらう為に多少の時間(コスト)を使うことも、
実は開発コストを下げる事に繋がるのではないかと思います。

photo
admin