2007.01.29

アイロベックス的SE

単なるプログラム開発の請負ではなく
システム構築における分析~設計~製造~テスト~導入~保守までを
一括で受注することによって、お客様の多様なニーズに応えております。

よくコンピュータ専門紙に、「動かないコンピュータ」といった記事が掲載されていることがある。
多額の資金を投じ、膨大な時間とエネルギーを費やしてシステムを構築したが、
その利用を断念し廃棄または凍結された情報システムの事を言います。
報じられている事例は氷山の一角にしかすぎない。

主な原因のひとつには、SEの業務知識が不足していることにあると思います。
企業のシステム化の方向は、既存システムから代替システムの開発、
あるいは既存システムの再構築にしても、統合情報システム化へ向けられている。
つまり参加するSEが、ゼネラルな業務知識をどの程度、身につけているかにかかってくる。

SEに求められるゼネラルな業務知識とは、企業の主要業務についての知識である。
しかしながら、SEが企業内の数多くの業務の専門知識を業務部門と対等に持つことは不可能である。
トータル的に広く、浅くという事である。
SEとして「社会一般に通用する基本的な業務知識を備えよ!」と言うことになります。

アイロベックスのSEは多種多様なシステム構築の経験により培われた業務知識と技術力で
社内プロジェクトチームへの橋渡し役として日々活動する、システムエンジニアの集まりです。

■アイロベックス的SEの心得
SEの力=人間性 X 知識 X 知恵 X 技術 X 時間の使い方
どれか1つでもゼロなら...

□見積作業
依頼内容の背景を理解する!
前提条件を明確にする!
作業分担を明確にする!
納品物件を明確にする!
規模・スケジュールなど多角的に検討する!

□顧客との打合せ
事前準備を万全にする!『信頼への第一歩』
会議事項を事前に決定する!
保留事項には、必ず担当、期限を明確にする!
作成した会議資料を事前にチェックする!(日付、数字、固有な表現)
発言や態度を明確にする!(できないことは理由を明確にして断ること)
顧客の考え方、意図を正しく理解する!
「聞くは一時の恥じ、聞かざるは一生の恥じ」

□設計工程
シンプルで理解しやすい設計を心がける!
情報の流れと、お金の流れを把握する!
日次、月次、年次の業務内容を理解する!
初期段階から常にDB構造をイメージする!
各機能の目的を明確にする!
各機能の利用方法、頻度、タイミングを理解する!
ミスにどう対応するか考えられている!

□製造工程
ミーティングを行ない各プログラマの理解を共通にする!
定期的にソースレビューを行う!
各プログラマに、その機能の利用目的、頻度、タイミングを理解させる!

□テスト工程
事前にテストのストーリを作成する!
各テスト結果の整合性を確認する!
地道にささいなことでも、必ずテスト検証する!

□スケジュール管理
クリティカルパスを明確にする!
最低でも週単位で調整をする!

□トラブル対応
まず、上司に報告する!
ギャンブル的な対応をしない!
再発防止を徹底的に検討する!

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