2007.09.28

ファシリテーション

先日、社内にて「ファシリテーション」というものを体験しました。
ファシリテーションとは会議の進め方の一つで、
議長にあたる人を「ファシリテータ」と表現します。
このファシリテータを中心に会議を進めていくわけですが、
私たちが行なったのは議題に対してメンバがカードに問題点などを記述し、
それをファシリテータがグループ化させながら徐々に掘り下げていく、というものでした。
同じような問題点は一まとめにされてグループのサブタイトルとなり、
さらにそのサブタイトルに対して問題点が列挙されていく、というかたちのものです。
このときは講師の方をお招きして、ファシリテータを実演してもらったというわけです。

そして、先週リーダ合宿というものがあって、そこで早速自分たちで
ファシリテーションを用いて会議を行ってみました。
その中で、ファシリテータとしてカードのグループ化などを行ってみたわけですが、
これが思った以上に難しいんです。
まず、カードが大量に出てきたときにどのグループに割り振ろうか考えてしまうと
カードが全く捌ききれなくなってしまいます。
どういった内容が出てくるか、ある程度想像できる範囲であればよいのですが、
予想外のカードが出てきたときなどは完全に手が止まってしまうこともしばしば。

そして何よりも出てきたカードをグループ化して、サブタイトルに分ける作業が
思いのほか大変でした。
正直に言ってしまえば全くまとめられません。
客観的に見ているのと、実際にやってみるのとでこれほどまで違っているとは正直思いませんでした。

ファシリテーションはさまざまな意見を一つの方向にまとめていく力が求められます。
統率力、決定力を求められるリーダーシップとは全く違う会議の進め方を経験できたことは
自分にとっても大きなプラスであったと思います。

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