2007.11.09

テストについて

昔はなんていうと年寄りだと思われますが、大きなマシンで
データを色々とこねくり回すシステムしかなかった時代の
プログラムのテストは、プログラムを流して結果を紙に出力して
目で一つ一つ確認していくようなものだったとおもいます。
非常に地味な作業です。

最近はWebを使うシステムが多くなりました。
システム自体は非常に視覚的になりました。それではテストは
どのように変化したかというと確認すべき事柄がデータ以外にも
あるために明らかに難しくなっていると思います。
テスターという求人が多いのも納得です。

自分がプログラムを作っているころはテストは嫌いな仕事であったし、
感覚的に行なっていたために大きなことは言え無いのですが、
テストは確認事項や手順を挙げただけでは思ったような結果は
得られていないのが現状です。つまりテストにもテクニックが必要で
現状は人によってテストのレベルがバラバラであるということです。

プログラムは動くプログラムを作るだけであれば別のプログラムを
コピーしてしまえば作ることは可能です。それはそれで問題ですが
テストに関して言えばコピーすることはできません。
正しい教育が必要であるということです。

品質は信頼の要ですからテスト教育は可及的速やかに解決すべき事項です。
力を入れなければいけませんね。また、弊社では仕様書をそのまま
テストに使用していますので仕様書を書いている人間も責任重大です。
もっと良い仕様書をかけるようにならないといけないと思う最近です。

photo
furugoori