2008.05.20

スキマ時間で何ができるか

SEに限らず、仕事の上で、時間の使い方はとても重要な要素です。
(そもそも、仕事でなくても重要な要素です)

中でも、「スキマ時間」の使い方が、無視できないほど重要であると思います。
ここでは、作業と作業の間の1時間未満の時間を「スキマ時間」と呼び、その活用方法について書きたいと思います。

仕事をしていて、突然、数分から数十分程度のスキマ時間ができることは時々あります。
例えば、
「本日15時に開始するはずの単体テストが延期になった」
「ドキュメントの作成を行うはずだったが、作成する必要が無くなった」
「昼休みに同僚と食事に行く予定だったが、翌週に変更になった」
など、様々です。

発生してしまうスキマ時間は、1分かもしれません。
あるいは、10分、30分、60分という場合もあります。
このようなスキマ時間を有効に使うために、普段から、
「この作業に何分かかるか」
といったことを、作業単位で把握しておくことをおすすめします。

例えば、スキマ時間が1分ならば、メールチェックができるでしょう。
メールの内容を全て把握するのは難しいとしても、
「メールが来ているかどうか」
「何通来ているか」
といったことは、1分あれば可能だと思います。

10分ならば、その日の作業で使った資料を片付ける時間に充てることもできます。
また、翌日の予定をあらかじめ確認することもできるでしょう。

30分ならば、60分ならば、…。
スキマ時間の長さに応じて、色々と応用を利かせることができます。

細かい作業にかかる時間をあらかじめ把握しておくことで、いざスキマ時間が発生したときに、
「30分空いたから、これと、これ!」
といったように、(優先度を加味して)決めることができます。

そして、スキマ時間活用の応用によって、
「このプログラムの完成まで、あと●時間」
「この機能の仕様の確定は、●日後まで」
といったように、作業を全体的に見たときの時間の見積もりにも応用できると、私は考えます。

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miyashita