コラム システム開発のお仕事

ルウシイ杉山のコラム一覧

2009年11月18日

システム開発の大きさに合った会社を選ぶ

「無理して大規模システムを受注してしまったのが原因で 企業が倒産してしまった」という話がありました。 あまりにもありふれた話なので 「またここに書かなければいけないようなことなのか」 と思ってしまいます。 この話から理解出来るように、 システム開発会社には得意とする規模があるのです。 例えば、ある会

2009年11月 5日

自分の「ものさし」を持て

お客さまの要望は果てしなくさまざまです。 あれがしたい、これがしたい。 でも、予算には限りが・・・ある。 システムエンジニアは、一通りお客さまの要望や現状の悩みを 聞いた上で、どのような提案ができるでしょうか? まず第一に、一通りお聞きした要望を、すべて実現する提案書を 作ってしまうのでしょうか?

2009年10月29日

何をやって何をやらないか

技術者として生きていると、ときに勘違いをして、「難しい仕様を確実に解く、 答えを出す」ことが、イコール「仕事ができる」ことだと思ってしまいがちです。 もちろん、ある意味では、それは真実でしょう。 その仕様が、何がなんでもやり遂げたいお客様の要望をかなえる、 唯一の手段だとしたらです。 しかし、指示さ

2009年10月28日

システムは、正常に動作しているが、稼働していない?

私がシステム設計から開発を担当させていただいたお客様と、納品後にお会いしたときのことでした。 そのお客様が、冗談半分で 「システムは、正常に動作しているが、周りの人間が きちんとシステムを稼動しきれていない・・・」 といったような事を、おっしゃっていました。 その言葉は、システム設計・開発を担当した

2009年6月30日

システム開発を成功させるためには その5

どんなに頑張って考えても 出来上がらなければ分からないことはあります。 何度、何時間、ユーザ竏窒ニ開発側が会議を繰り返し 真剣に討議したとしても そして、どんなに優秀なSEが設計したとしても 納品されてから気づくこと、納品されなければ分からないことが 双方に必ず残るものです。 それを修正したり追加し

2009年6月26日

システム開発を成功させるためには その4

餅は餅屋に任せる。 しかし、餅屋を選ぶ責任はユーザーにあるのである。 「何を言っているんだ」 とお思いでしょうか。 このメルマガでは、かなり突っ込んだこともお話していこうと思っているので、 あまり触れたくないところでも入っていかざるをえません。 システム開発をどこかの会社に頼むといったときに、一番良

2009年6月24日

システム開発を成功させるためには その3

システム開発の見積金額ですが、最初のお打合せから最後の納品立会い 運用支援までを考えた場合、一番お金がかかるところはどこか ご存じでしょうか。 「何のシステムを作るか」がわかっている場合には なんと、プログラミングの金額が一番高くなるのです。 だからこそ、プログラマの人件費が安いオフショアが話題にな

2009年6月23日

システム開発を成功させるためには その2

「SEには、どんな情報も開示する。 システムに関わる基本データは、なるべく早く渡す。 ゴミをとって整理してからという考えは良くない」 例えば、パッケージをそのまま導入するとしても、 ユーザー側の作業というのは、簡単ではありません。 通常は、システムで使う各種マスタを登録する作業が、 一番先に課せられ

2009年6月22日

システム開発を成功させるためには その1

「ユーザー企業がシステム開発を考えた場合、最も安く上げる方法は、開発しないことである」 これは、もはや常識とされています。 出来ているものの中から、自社に最適なものを選ぶ。 つまり、パッケージを購入して、一切、カスタマイズしないで使う、これに限るわけです。 住宅でいうなら、建売住宅を購入するといった

2009年6月22日

業務の知恵は、一番仕事ができる人が出す

企業の成長は、現場のシステム化意識でわかる。 「アイロベックスは、どんなシステムに特化しているんですか?」とか、「どんな業種に特化しているんですか?」とよく聞かれることがありました。 正直、これは長い間わたし自身にとっては、きつい質問でした。 なぜなら、自分では「販売管理」が一番得意である、と思って

2009年6月16日

全脳思考からシステム開発のヒント

経営コンサルタントとしてあまりにも有名な神田昌典氏が新刊を出しました。 「全脳思考」ダイヤモンド社刊です。 マーケティングを勉強したいと思っている技術者っていますでしょうか? 現在のこんな状況であれば、技術を高めるのも大事ですが、マーケティングを勉強することが、貴方の将来にもっと大きな力を与えてくれ

2009年6月12日

作ったら、できてしまうかもしれない罠

プロジェクトの成功には、クライアントサイドの主体的な意思、意識といったものが不可欠です。 しかし、ときにこれが悪作用を及ぼす場合もあるということに注意しましょう。  ・他の人よりも、コンピュータに詳しいからという理由でシステム開発の責任者になった人  ・細かなところにこだわって、金が掛かってもいいか

2009年6月11日

IT業界の常識・非常識

IT業界は、建設業と比べられます。 ゼネコン会社のように、元請けの会社が、お客さまから受注したシステム開発を子請会社に発注して、それをまた子請会社が孫請会社に発注することが、多々あるからです。 もっとも、ビル建築のような大規模プロジェクトだから、お客さま→親→子→孫といったことが多いのですが、個人の

2009年6月10日

大韓航空はなぜ立ち直ることができたのか?

前回に続き「天才!成功する人々の法則」の第2部第7章を紹介します。 1999年までに、悲惨な航空機事故を繰り返した大韓航空、最悪のエアラインから世界でも優良のエアラインに立ち直った理由それは、「文化的な遺産の重要性」を認めたことからでした。 これに関連してコロンビアの航空会社の恐ろしい事例が紹介され

2009年6月10日

航空機はなぜ墜落するのか

全米で100万部を超えるベストセラーになったビジネス本「天才!成功する人々の法則」が勝間和代さんによって翻訳され、講談社から出版されています。 この書籍のもともとの主題は天才と呼ばれる人々は生まれつきの才能で成功するのか?ということであり、生まれながらの資質や努力よりも、むしろ時代や環境、与えられた

2009年6月 7日

運用負担を少しでも軽くする

「月末締め」「請求締め」「期末締め」といったように、企業の基幹システムには「締め」という観念や仕組みが必ずともなうものとなっています。 また、締めを一つのタイミングとして、各種の他システムとの連携が図られています。 例えば、販売管理システムから会計システムに連携データを渡す場合、月末締めをタイミング

2009年6月 5日

だから失敗は起こる

今回は、NHK出版 畑村洋太郎著『だから失敗は起こる』の紹介です。 久しぶりに物凄く面白い(興味深い)と思った本でもありました。 ちょうど「リスク管理」のことを考えていた、というタイミングもあったかもしれませんね。 しかもNHKで放映された8回の番組のDVD付きなので、2,800円という値段も高くな

2009年6月 5日

システムは現場で動いている

あなたは本当にシステムの運用状況を知っているでしょうか? 若手SEと話していて、システムは知っているが業務運用を知らないという人がいて、びっくりすることがあります。 あなたは、自分が設計したシステムの運用担当者が休んだとき、代わりに業務運用ができますか? 例えば、出荷指示入力というプログラムを作った

2009年6月 4日

システムは、生きている

仕事で私が7、8年前に設計開発させていただいたシステムの追加変更の要望の打合せに参加しました。 システム稼動時から、特にトラブルもなく運用していただき、私もシステムの内容をほとんど忘れていた状態でした。 システムというのは、当然、運用する人たちが存在しており、運用する人は、月日とともに変わっていき

2008年7月11日

トホホのシステム開発のお話

人は「秘密の」とか「裏話」とかに魅かれるらしい。 かくいう筆者も、何かの折には2チャンネルを読んだりもしている。 例えば、親しい友人や家族がその業界に勤めていれば、 たまには「びっくりするような」トンデモ話というのを聞くチャンスもあるかもしれない。 もっとも、いくら親しい間柄といえども、自分の仕事

2008年7月11日

システム開発に従事している人は、なぜ徹夜をする人のか?

なぜシステム開発に従事している人は、徹夜をする人が多いのか?  ひとつには、この業界の技術者はキャラクタが「優しくて」「頼まれたら断れない」人が 多いということでしょうか。 話ベタでシャイ、NOと言えないエンジニア、本当に多いものです。  また、マージャン好き、パチンコ好きといったギャンブル好きの人
お問合せ電話番号:03-6892-2526(平日10:00-19:00)小冊子 [ トホホのシステム開発 ]ご予約受付中!
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